遺言について

皆さんこんにちは。行政書士の河村です。

今回は「遺言」について解説致します。まず「遺言」の読み方ですが「いごん」という方と「ゆいごん」という方がみえます。行政書士や弁護士などの法律を扱っている方は「いごん」という方が多いように感じますが、一般の方は「ゆいごん」という方が多いのかなと思います、これはどちらが正しいということはなく、どちらでも好きな方で大丈夫です。

【総則】

「遺言」については、民法の第7章960条以降にその様式等が規定されています。

【民法960条】では『遺言は、この法律に定める方式に従わなければ、することができない。』と規定されていますので、まずこの点に注意してください。

【遺言能力】

遺言は誰でもできるのでしょうか?答えはNo。

遺言をするためには「遺言能力」が必要です。【民法961条】では『15歳に達し者は、遺言をすることができる。』と規定されていますので、たとえ未成年であっても有効な遺言をすることは可能です。

また、成年被後見人や被保佐人、被補助人についても有効な遺言をすることができると定められています。ただし、遺言者は遺言をする時においてその能力を有しなければなりません。【民法963条】

15歳で遺言をするということはあまりないかとは思っていますが一応法律上はそのように規定されています。

【遺言の方式】

『民法967条』により、遺言には、以下の方式が定められています。

自筆証書遺言公正証書遺言秘密証書遺言。このうち秘密証書遺言については、あまり一般的ではありませんので、次回以降は自筆証書遺言と公正証書遺言についてもう少し詳しく解説していきたいと思います。

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